おしえて構造のこと!

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鉄筋コンクリート造とは?

 細い棒状の鉄である「鉄筋」と、セメントと砂砂利に水を加えて混ぜた「コンクリート」を組み合わせて構造体を造ったものが「鉄筋コンクリート造」です。
 なぜ、わざわざ鉄筋とコンクリートという二つの異なった材料を組み合わせて造るのか?と言いますと。鉄筋は引っ張られる力に強く、コンクリートは押しつぶす力に強いという異なった長所を持っているんです。この異なった二つの材料の特徴を組み合わせ、建物に加わる様々な力に対して頑固に耐えられるようにしたのが「鉄筋コンクリート造」なんですよ。

鉄筋コンクリート造の特徴

 頑固な「鉄筋コンクリート造」は、強い地震に耐えられる耐震性があります。そして、そのままでも火災に強い耐火性があるなど優れた性質を持っています。そのため、住宅だけではなく学校や役所などの公共建築にも広く採用されているんですね。

 ただし、いいことばかりではありませんよ。鉄筋コンクリート造の造り方は、まず鉄筋を組み立て、合板等で建物の形に枠を造り、コンクリートを流し込みます。そして、コンクリートが固まるのを待ち、型枠を外し、内外の仕上げを施して完成となります。このような手順を経て作り上げるものですから、施工するのに時間がかかり、雨や雪や気温の影響を受けやすいので品質管理や施工が難しく、さらにコンクリートが固まるまで時間がかかり、と、ずいぶん手間がかかるんですよね。
 ということで、他の構造に比べて工期が長くなりコストも高くなってしまいます。また鉄やコンクリートという重い材料を使いますので建物自身が重くなってしまいます。そのため、重い建物を支える地盤が良くないと困りますし基礎もそれだけ丈夫に造る必要があるんですよ。
 ということで、「堅固で火に強い」のですが「手間がかかり、重く、コストが高い」というのが「鉄筋コンクリート造」の特徴となります。

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